こんにちは、りんママです。
いつもながらに恐縮ですが、映画「ボヘミアン・ラプソディ」の感想です。
「え、いまさら…」
もとをただせば11月のBON JOVI東京ドームライブに始まります。
【ここ参照】
この時二人から「クイーン観に行くの?」と同じ質問を受けました。
「BON JOVI好き=ロック好き=映画好き⇒Queen観るんじゃない?」
安易な発想ですが、そおきたか。
もちろん彼らの音楽は好きですが、バンドに興味があるかというとそれほどでも…。
なので、観に行く予定ではなかったものの、なにげに気になったんでしょうね、流行りだし。
おかげで余計な期待なく見ることができましたよ!
目次
第91回アカデミー賞
祝!最多4冠受賞
主演男優賞、録音賞、編集賞、音響編集賞
フレディ役のラミ・マレックおめでと~☆
ボヘミアン・ラプソディ”Bohemian rhapsody”
クイーンが1975年10月31日に発表した楽曲のタイトル。
意味としては“放浪民的な狂詩曲”と訳されていますね。
オペラとロックの融合。
当時は「6分を超える長い曲などラジオで流してくれない」と内部で議論となったようですが、結果的には世界中で大ヒット。
映画の内容
※ネタバレバレですって言うほど上手な説明でもない気がする毎回のこと…。
昼間は空港で働いているフレディ・マーキュリー(ファルーク・バルサラ)が、「スマイル」として活動していたブライアン・メイとロジャー・テイラーのライブに行き、運よくボーカルが抜けたタイミングに参加。その頃、メアリー・オースティとも出会います。
活動はイギリス国内に留まらず、アメリカに進出した後は日本を含む世界を駆け巡るワールドツアーでその名をとどろかせますが、名声と共に私生活も派手になり、フレディのセクシャル的嗜好に歯止めが効かない状態に。
売れたバンドによくありがちな、フレディのソロ活動が亀裂となって解散の危機となりますが、自身が招いたであろう病気に真摯に向き合い、残り少ない時間をクイーン (Queen)として再出発を決意。
フレディが再生に選んだステージとして1985年7月13日に開催された「ライヴエイド(LIVE AID)」がクライマックスを飾ります(←まじすごい)。
ライヴエイド(LIVE AID)
1985年7月13日に行われた、「1億人の飢餓を救う」というスローガンに「アフリカ難民救済」を目的として行われた20世紀最大のチャリティーコンサート。
同時生中継が84カ国、VTR放映を含めると140カ国、計20億人、開催総時間は約12時間。
私の個人的感想で恐縮ですが、
曲は知っていてもリアルタイムなフレディは存じ上げないため、もはや頭の中のイメージは誰かにモノマネされている彼のみ。
オールバックにひげ面のいかにもゲイ的な男性が白いタンクトップにピチピチのパンツ姿で中途半端なマイクスタンドなしのオーバーアクションでキュイッキュイッと踊る姿。
せっかくの才能もやりたい放題な私生活が仇となり…と、こんな感じです。
知ってはいても正直彼の奔放そうな私生活にはあまり興味なく、最初の鑑賞も1月に入ってから。
「どうせロックンローラーにありがちな自伝的な映画だろう」と、「しょせんモノマネ映画じゃん?!」などと、高を括って観始めた最初のインパクトがこれ。
「歯出過ぎじゃん?(失笑)」
フレディを演じた「ラミ・マレック」の存在はまったく知りませんでしたが、どう見ても歯が違和感…(付け歯がもろわかります)
中東的な濃いめの瞳もかなり印象的なのですが、あの“出っ歯”がフレディのイメージにない!
しかし、心を読まれたかのように映画でもいじられています。
ここで目から鱗!!
あのナイスボイス、声量はその骨格にあるとの説明に、
「へぇーーーーーーーー~」です。
そうは言ってもどうしても歯に目がいってしまうのだけど、まったくイメージにないことを疑問に思いつつも、映画中盤にあのオールバックのひげ面で登場。
ここで納得。
出っ歯が目立たなくなってる~(うんうん)。
まさかの口髭の役割にこんな効果があるとは。
思えば眼鏡にも意外にこの効果あったりしますよね。
さらに帰ってYouTubeで確認すること
「うん、本人もなかなかな出っ歯だな…」。
やはりリアルタイムでクイーンを観ていなかったので私の記憶のイメージになかったんですね。
ほか、クイーン楽曲録音の裏側とか、「we will rock you」の“どんどんぱん、どんどんぱん”の誕生秘話もふまえて絶対聴きなおしたくなります。
また、フレディの派手で自信家、高慢な態度とは裏腹な苦悩と寂しがりな性格をラミ・マレックの演技がこれまた嫌らしくなく演じてくれるものだから可愛らしく思えてくる不思議。
しいて、もうちょっとグイグイとマッチョにデカいイメージだったのですが、グイグイとは演じていても愛らしさはラミ本来の持ち味ですね。彼の目がいいんですよね。
バンドメンバーも含めてなかなかバランスのとれた配役だったのではないでしょうか。
最後は自身が招いた現実を受けいれ、再生を誓ったライブ会場への結びで泣いて、そのパフォーマンスに踊らされるわけです。
全編再現するとは思っていなかったので、もおライブ会場と一体化を味わう醍醐味。
当然、観終わった後は心臓バクバクしたまま頭の中はクイーンの音楽が離れません。
もちろん2度目の方がじっくり鑑賞できましたが、やっぱりラストライブは2度目でも圧巻です。
クイーンを知らない方が映画として素直に楽しめるのかも?!おすすめです。
▼あれ、もお出てる?DVD(輸入盤か?)
クイーン (Queen)情報
1971年が正式なバンド結成の年(活動は現在も継続中)。
イギリス・ロンドン出身の男性4人組ロックバンド。
フレディ・マーキュリー/ボーカル
ブライアン・メイ/ギター//1947(72)
ロジャー・テイラー/ドラム//1949(70)
ジョン・ディーコン/ベース//1951(68) ※1997年脱退
(2019年時点での年齢)
伝説のフレディ・マーキュリー
1946年9月5日-1991年11月24日(享年45歳)
死因は、エイズによる気管支肺炎。
ペルシャ系インド人でゾロアスター教徒。
1964年に起こった「ザジバル革命」で、当時17歳のフレディとその家族は安全上のためインドからイングランドへ移り住んだ移民。
本名は「ファルーク・バルサラ」 後にマーキュリーに改姓。
1970年代初期、メアリー・オースティと交際を始め一緒に暮らすも、自身がバイセクシャルであることに目覚めたことで破局。しかし、その後も友人として交友は続く。
1977-1986年、個人マネージャーを9年間務めたポール・プレンターが1987年にフレディのプライベートを暴露。
1984年-1991年、最後で最高の恋人と称されるジム・ハットンと7年間を共に過ごす。
以上、自分の記録として情報をざっくりかき集めてみました。
情報に誤りがありましたら、クイーンファンの皆さまごめんなさい…。
旬なうちににわかファン気取ったつもりでぜひ映画館で鑑賞してみてくださいね。