元祖BL?萌え女子たちのバイブル「イギリスの貴公子たち」

アナザー・カントリー

こんにちは、りんママです。

久々に思い出しました私の高校生時代にハマっていたもの。

これもBL(ボーイズラブ)で使い方間違っていませんか?

他人事ようのように思っていたBL、私にもそんな時代があったんですよね…。

やはり世代は変わっても女子なら一度は憧れる道ですから(笑)

彼らの制服やクリケットのユニフォーム姿に萌えていましたね。

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「アナザー・カントリー(イギリス)」

1983年制作。

貴公子にはルパート・エヴェレット、ケイリー・エルウィス、 コリン・ファース

「一生、女は愛さない」の名タイトルがまさかルパートの真実の告白になろうとは、この時は知る由もありませんでした(てか、いつから開花したんだろう…)。

ファンである女性達にとってはその真実が嬉しいような悲しいような。裏切られた方はご愁傷さまです。

舞台は1930年代のイギリス、パブリック・スクールの名門イートン校。いわゆるエリートの集まりです。

ルパート演じるガイ・シェパーズは時として同性愛者であることを盾に、自由気ままな学生生活を送りながらも将来に野望を持っていました。名門校の寮の代表を務めることは、将来外交官など官僚の仕事をするのに必要不可欠だったのですがある事でその道が閉ざされてしまいます。

その原因となった事件は、別寮にいるハーコート(ケイリー・エルウィス)に一目ぼれをし軽はずみな行動から、それを弱みに同級生達からの告発と辱めを受けることに。

なんとこの辱めが、お尻たたきの刑ですよ。大の大人が…。あー恥ずかしい。

エリート街道にいたガイにとっても屈辱的所業だったんですよね。

結局、この寮生活における事件がもとで英国の排他的社会対して後々ロシア側のスパイとなって復習をとげるのです。

ガイをスパイに導くといか、共産主義の精神を学ぶきっかけとなった友人(元彼?)ジャド役にあの「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファースが登場しています。若々しいですよ。初々しいというか、こんな作品にも出演していたことにびっくりですよね。今では一番の出世頭です。

しかし、何が貴重って当時のルパート・エヴェレットの美しさです。

誰ですか“馬面”って言ったの…。この時痩せているので確かに顔が若干長いのですが、透き通るような白い肌の質感とか線の細さがあどけないというかどこか高慢ぽいというか、無鉄砲な青年ぽさが強調されています。

ちなみに、相手役のケイリーはこの時の顔より「プリンセス・ブライド・ストーリー」で見せたお姫様を救い出す王子様的役に私はハマりました。この男子たちの中では、マコーレ・カルキンばりに唇がプルっとしてていやらしいじゃなくて、魅力的なのかも。

ガイ・シェパーズはゲイリー・オールドマン主演の「裏切りのサーカス」のモデルとなった実在のスパイ集団ケンブリッジ・ファイヴの一員だったガイ・バージェスがモデルと言われています。

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「モーリス(イギリス)」

1987年制作。

貴公子はジェームズ・ウィルビー、ヒュー・グラント、ルパート・グレイブス。

原作がE・M・フォスター、監督がジェームズ・アイヴォリーです。

この当時、原作と監督名も一世を風靡していたので映画ファンは覚えている方も多いのでは?

アナザー・カントリーで徐々に高まっていたイギリス貴公子ブームを一気に押し上げた作品です。

舞台は20世紀初頭のイギリス、ケンブリッジ大学。エリートってこうい世界多かったのでしょうか…。

ジェームズ演じるまさにタイトルそのままのモーリス・ホールが恋に落ちる相手役にあのヒュー・グラントが賢く聡明な上級生、クライヴ・ダーラム役を務めています。

なにせ私の中でヒュー・グラントのイメージはいまだにこれが基本です(笑)アナザー・カントリーでのルパート・エヴェレットに続くたれ目の男前として認識していました。

この中では一押しに美しいと思うのですが、結局は、家名と弁護士という地位を守るため女性と結婚してしまう(しかも、結婚後もモーリスをも傍らに置いておきたいばかりに友人と称していますから)卑怯者に身を投じているのですが、最後で見せるあの表情が切ないやら美しいやら。

出会った当初は、お互いに惹かれ合いながらもプラトニックという形でひそかに愛をはぐくまざるえない時代背景にはやはり世俗的な問題があります。

しかし、モーリスはクライヴに裏切られたことから、彼の家の使用人であったアレック・スカダー(ルパート・グレイヴス)に正体を見透かされ、求められ、ついには肉体関係を結んでしまいます。ここで、更に階級問題にも阻まれるのですが、ついには二人とも真実の愛に目覚めてしまうというハッピーエンドです(あ、ネタばれしちゃいましたね)。

この手の話だと、弱弱しいモーリスだけがどんどん取り残されていきそうな気がしてハラハラしたので意外な結末でした。

しかし、その後の二人の人生はきっと大変なものになっていくのでしょうが、自分を偽って生きることを決めたクライヴの表情からどちらの選択が本物だったのかを読み取ってみて下さいね。

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BLとはちょっと趣旨が違うのですが、上記2作品と時代が一緒であり、女性としての立場も考えされられた作品がこちら。

「リリーのすべて(イギリス、ドイツ、アメリカ)」

2015年制作。

時代が時代ならエディ・レッドメインはイギリス貴公子と呼ばれるのでしょうね。

本当に飛ぶ鳥落とす勢いでメジャーな映画にでまくっていますが、この作品で俳優としての実力を見せつけました。いや「レ・ミゼラブル」で注目を集めた後「博士と彼女のセオリー」でその演技力は証明されていたので、確立したという方が正しいですね。

身体が間違いなく男性なんですよね。しかし、心は正真正銘の乙女であることに気づいた時から徐々に外見ともども変貌を遂げていきます。

これがまたデカい図体なのに、女性としての仕草や表情が可愛らしいのです。

舞台は、1926年のデンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーをエディが演じ、彼の妻であるゲルダ役をアリシア・ヴィカンダーが華を添えます。

彼女も今が旬な女優ですが、スウェーデン出身なんですね。

上記2作品は相手役に男性でしたが、この作品では女性である妻が主要な役割をしめています。アイナーがリリーとして開花するのは妻であるゲルダからお遊び半分に女性モデルの代わりをお願いされたことで目覚めいきます。

ここ皮肉なんですよね。だって、すでに妻でしたから。この切っ掛けさえなければ気づかずにすんだのかも?!

ちゃんとお互い愛し合っており夫婦の営みもあるわけで、徐々に旦那が彼女の体ではなく、身に付けているものに興味を持ち始めちゃうんですからこれほど悲しい事はないでしょう。

しかも、ついには身体まで女性になりたいと切望されてしまいます。当時の医療技術では命がけです。世間体とか体裁とか、階級どころの話じゃなくなんて現代っぽい難題なんでしょう。

それでも、ゲルダは女性として男性である彼を愛しているのと同時に彼の女心を理解できてしまう性の切ないこと。

日本でも吉本ばななの「きらきらひかる」は発売当初なかなかの衝撃作だったような気がします。“夫婦愛”“家族愛”と置き替えちゃえばいいんですけどね。ゆくゆくは男女関係より家族の形になっていくのでしょうが、割り切るタイミングが難しい。

旦那が女性と浮気する方が許せるのか、男性と浮気する方がましか。さあどっち?

て、飲み会のネタにはなりますが、マジで聞かれたらどうしましょうね。

さすがに上記2作品とは違って、女性は心して観て下さい。

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「追憶と、踊りながら(イギリス)」

2014年制作。

私は出演者の中ではベン・ウィショー(リチャード役)しかみたことはありません。ダニエル・クレイグ主演の「007」のQ役と言えば思い出しますか?

監督・脚本を手がけたホン・カウはカンボジア出身です。

ホモセクシャルにもこんな時代が到来したんだなと感心した設定です。

カンボジア系中国人の相手役カイにはアンドリュー・レオン。その母親でありロンドンの介護ホームでの生活をしいられているジュン役にチェン・ペイペイ。

さあ、これでストーリー想像できますか?

カイは母親に恋人であるはずのリチャードとの関係を言い出すことが出来ず、老人ホームへ向かう途中のバス事故で命を落とします。

母親は、一緒に住むことができない息子の原因が友人であるリチャードにあることは推測がつくものの、二人の関係には気づないまま一人息子を失ってしまい、慣れない土地と言葉にどんどん寡黙になっていきます。

そんなジュンの気持ちを癒そうと色々手を尽くすリチャードですが、息子との時間を奪った憎い相手になかなか素直になることが出来ません。通訳として雇わられた女性ヴァンが業を煮やしてリチャードが本当はジュンを引き取りたいと思っている意思を伝えてしまったことが元でカイとの関係を知ってしまいます。

言葉が伝わらないままお互いがお互いの想いをぶつけあったその先には共通の思い出となってしまったカイの存在がありました。

と、こんな感じですが、個人的にはこの手の主題の割にほんわかした映画で私は好きです。

女性ですら、愛した人の残された家族のことまで思いやることはなかなか出来るものじゃありません。しかも国も違えば言葉もままならない相手ですよ。なんて甲斐甲斐しいのでしょう。

気になった方はぜひ見てみて下さい。

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ジャンル的にはBLとはまったく関係ないのですが、「モーリス」と同じ頃に制作されたジェームズ・アイヴォリーの世界をちょっとだけ。

「眺めのいい部屋(イギリス)」

出演:ヘレナ・ボナム=カーター、ジュリアン・サンズ

原作と監督は、モーリスと同じく「E・M・フォスター」「ジェームズ・アイヴォリー」

1986年制作。

ヘレナ・ボナム=カーターにはこんな可愛らしい時代があったんですよ。

白いちっちゃいお顔にお目目くりくりで、まさにお人形さんの様でした。ジョニー・デップと組むようになってからそのお顔立ちが故に滑稽な方に変わっていっちゃったんですよね。この映画で彼女を知っただけに私はとても残念でした。本来の可愛さぜひ見直してみて下さい。

気にも留めていなかった相手から突然唇を奪われたことで裕福で平穏な生活を送っていた箱入り娘の人生が一転するお話です。この衝撃的な出会いに女子はきっと萌えますよ(笑)

なお、彼女の許嫁にダニエル・デイ=ルイス。さらに彼女の弟役にモーリスで最愛の人を演じているルパート・グレイブス。

ここでもイギリスの貴公子達が目白押しです。

BLだけで虚しくなったらこちらもぜひ。

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