こんにちは、りんママです。
今さらですが、最近あまり触れたくないこの話題…。皆さんお気づきでした(笑)
やっぱり段々せっぱつまってくると余裕がなくなってくるものです。
それでもちらちら見に来て下さる方がいるのを横目にしたので、「個別延長給付」について、ちょっと書き足しておきます。
【前回参照】
前回、私自身が対象となっていたものの延長給付の確定までには色々ハードルがあることを書いていました。
その後の結果、無事に延長受給することが出来ました。
さて、これが嬉しいかというと微妙です…。なぜなら結局就職が決まっていないという現実。
また、最終的な確定に至る理由はわからないまま。
確かに、必要最低条件「求人の応募回数」などは当然クリア。
後は、運を公共職業安定所に委ねただけです。
受給を終える失業認定日にハローワークを訪れ、通常の手続き後”延長”を言い渡され、注意事項の紙切れを手渡され、活動の進捗状況を個別に相談したのみ。
しかし、その前の認定日に、改めて気づいた事があります。それはこの一文↓↓↓
個別延長給付の対象となるか否かについては、所定の給付日数分の受給を終える失業認定日に公共職業安定所の職員からお伝えします。
“所定の給付日数分の受給を終える失業認定日”て、間近にならないとぴんと来ないと思うのですが、「所定の給付日数分の受給を終える日」ではありません。
つまり、支給日数が決定後、4週(28日)に一度の失業認定を受けるのですが、最終的にはほとどの受給者に端数が生じるはずです。
まずは、”最期の残日数”の支給受け取りについて説明します。
最後の残日数の受給について
例えば、単純計算で示すと、
支給日数30日の場合、支給日数28日(1回目)→残日数2日(2回目)
支給日数60日の場合、支給日数28日(1回目)→支給日数28日(2回目)→残日数4日(3回目)
つまり、
支給日数30日の場合、支給日数28日→残日数2日+26日後認定確認
支給日数60日の場合、支給日数28日→支給日数28日間→残日数4日+24日後認定確認
なんか、ちょっと間抜けですよね…。2日分を貰うために、26日間待たなきゃいけないなんて。
ここで更に補足です。
初回の支給日数について、「待機期間が7日」だった方は、基本手当は21日分になっていると思います。
且つ、私の様に認定曜日を「月→水」に変更していると、更に最初の支給日数は短くなります(私の初回支給日数:16日)。
よって、私の場合で言うと
支給日数30日の場合、支給日数16日→残日数14日+14日後認定確認
支給日数60日の場合、支給日数16日→支給日数28日→残日数16日+12日後認定確認
支給日数180日の場合、支給日数16日→支給日数28日×5回(140日)→残日数24日+4日後認定確認
私の場合、実際は空白期間は「4日」ですみましたが、曜日を変更しなければ「1日」ですんだのかも…(苦笑)
ふたは開けてみないとわかりません!!
ね、なかなか悩ましいでしょ。
さて、では改めて考えてみましょう。
個別延長給付決定について
さて、もうお気づきですか?
“所定の給付日数分の受給を終える失業認定日”の決定は、つまり、それまで延長されるかわからないということになるので、これが結構ドキドキものです。
延長を期待して「26日間」やら「22日間」待ち、ふたを開けた結果「延長不可(給付終了)」になってしまったらどうしましょう(汗)
この期間「無給」ですよ!!
通常、就職が決まらず支給が終わってしまうのであれば、バイトをするなり、派遣で働くなり、一時的にでも稼げる手段で妥協しますよね?
当然、ここで働いてしまうともはや“延長は対象外”。
私は、幸い「4日」の空白期間ですみましたが、これがもっと長かったらちょっとさすがに考えました…。
しかし、もし期間が延長されるのであれば、せっかくの機会もう少し安定した正規職員で探したいところですよね?
今回は大変ありがたい制度として使わせて頂きましたが、やはりなかなか優しくない制度…。棚からぼた餅くらいの心構えでいないと、適用されなかった時にダメージ大きいと思うので…、そこのところご留意下さい。
なお、延長確定後の要件は以下の通り。
雇用保険基本手当の給付延長について
基本支給日数+所定日数(今回、60日)
※基本手当終了日の翌日から延長支給開始
- 認定日から次回認定日前日までの間に係る求職活動の実績及びその他給付に関する要件に変更なし(基本支給と同条件)。
- 就業手当、再就職手当、常用就職支度手当、傷病手当の支給要件である「所定給付日数の残日数」に該当不可。
以上、参考にして下さい。
離職後、出来るだけ好条件を取り付けつつ就職活動に専念できる環境を整えることは大事な事です。
もちろん、貯金は必須ですが、頼れるものは使わせて頂きましょう。
私もそろそろ見通しがついてきましたが、この辺はまた後日。
みんな頑張りましょう。