何が夫婦を壊したのか?
久しぶりのりんママ広場。
この章は語録は特になかったのですが、よくある夫婦間のすれ違いのテンポが小気味よくって悲しくなります。
結婚ってタイミングじゃないですか(あ、また言っちゃった)。お互いにお互いを選んだ本音をどの時点でぶちまけたらよかったんでしょうね。
でも、本音はぶちまけちゃいけないでしたよね、アリスちゃん。
それが結婚
巻「 彼女のことはいつも考えてました。」
すずめ「失踪した人って残してきた人のこと考えて楽しむらしいですね。」
巻「いつも申し訳ないなって。」
すずめ「思ってるなら、どうして、なんでそんな。」
巻「あ、あ、好きじゃなくなったからです。」
妻「結婚して彼と家族なりたかった。」
夫「結婚しても恋人同士のようでいたかった。」
妻「一緒にいるうちに無理しないでいれる関係になって、嘘もない隠しごとともない素直な自分でいられて。」
夫「一緒にいてわかってきたのは当たり前だけど、あー彼女も普通の人だったんだなって。」
妻「私、家族を手に入れたんだって思えたの。」
夫「恋をしている頃は特別な人だって思えたけど、最初の頃のどこか秘密めいた彼女はもうどこにもいなくって。」
夫 愛してるよ。
愛してるけど、好きじゃないんだよ。
それが結婚。
妻「私は家族が欲しくて結婚して。」
夫「結婚しても恋人のように思っていたくて。」
妻「気が付いたら彼は家族じゃなくて片思いの相手になってて。」
夫「彼女は恋人じゃなくて家族の一人になってて。」
妻「なんでこんなことになったんだろうて。」
夫「欲しかった物がお互い逆さになってて。」
つづく。
注)正確な台詞の言い回しはDVDでご確認下さい。